俺にはその時の竹なんとか紗菜が、なんであんなに喜んでるのかさっぱりだった。
ただチーズケーキって言っただけなのに。
そしてその日を境に、あの1年は俺の前に現れなくなったんだ。
────…
昼休み。
俺は、勇斗と大和と床に座り弁当を出した。
「うぁーっ、やっとお弁当だっ♪お腹減ったー!!」
幼稚園児かってくらいニコニコしている勇斗。
「いただきます」
そんな勇斗を横目に食べ始めた。
「てか、今さらなんだけどさ」
大和が口を開いた。
「洵介ってさ、真柚ちゃんと紗菜ちゃんの手作り料理どっち選んだんだ?」


