「ふっ…真柚に心配して損したっつーの」 香里は笑いながらお腹を抱えている。そんなにおかしかったかな? 「でも…頑張れっ。真柚ならラブラブ光線やらなんやら技を持ってるから大丈夫だね」 ホメ言葉じゃないだろうけど、今のあたしは勇気づけられた。 「うんっ。秘密兵器多々あるもんね♪」 「うーん、ただのバカ行為だと思うけどね」 「香里っ!!?」 「さー教室行くよっ。てか、授業サボっちゃったじゃん」 「まだ10分しか遅れて…「いーから行くよ、真柚」 か…香里しゃん…怖い。