「でも、おにぎりじゃん」 あたしの幸せを壊す言葉が。 「あたしのチーズケーキの方がいいわよ。なんたって洵介くんの好物なんだから♪」 もちろん、声の主は紗菜さん。小声だから洵介先ぱい達には聞こえていない。 「そ、そんなのわかりませんよっ!!」 「そう?だいたい目に見えてるわよ?」 「わかりませんっ!!それにあたし気持ちは負けてませんからっ!」 バチバチバチバチ…… あたしと紗菜さんは睨み合い。 「あ、あの真柚ちゃんに紗菜ちゃん、いいかなっ」 そこへ遠慮がちに入ってきた勇斗先輩。