まーくんったらそんなにサッカー好きなんだ。 なんだか洵介先ぱいみたい。 洵介先ぱいもバスケットボールを見ると子供みたいに楽しんで…… いつもボールと一体化してて。 ん? ボールと一体化? 『白と黒柄を見ると……』 沙季おばさんの言葉が頭を過った。 「あ─────!!」 あたしは大きな声をあげた。 沙季おばさんもまーくんもお母さんもびっくりしている。 「そうだよっ!!その手があった!!沙季おばさんっ、まーくんありがとうっ!!」 あたしは2人にお礼を言った。