洵介先ぱいの心が揺らぐかもしれない。


ちゃんとあたしを見てくれるかもしれない…


そして告白されて、付き合って、デートしちゃって……


それからいつしか大人の階段を上っちゃったりしてって、キャーッ!


あたしって想像力あるーっ!!!!(妄想力の間違いでは?by作者)





「あのー真柚さーん?聞いてます?」


香里の声が聞こえたような。


「真ー柚っ!」


「あゎっ、何よ香里。あたし今、幸せに浸ってるところなのにー」


「そんな場合かっ。結局ケーキ作るの?」


「へ?作らないよー?」