「なんでぇっ!?」 あたしは手を強く握り返した。 「た、竹田くん、もしかして洵介先ぱいが好きなの!?そっち系!?」 「なっ、まさかっ!!それはないよっ!ただ……」 そう言ってあたしを見た。 竹田くんの頬が少しずつ赤くなってる気がするのは気のせい? 「ただ……何?」 「な、なんでもないっ!!とにかく協力は出来ないんだっ!本当にごめんねっ」 そう言って教室を出ていった竹田くんだった。 んーどうしたんだろ? 顔赤かったし、熱でもあるのかな? でもあたしの顔見て赤くなりだして……って、えっ?