「桜ちゃーん!」


僕は桜ちゃんの前に立ち、アレを見せた。


「花火…!」

「そう!今から手持ち花火で遊ぼーよ!!」

「でも、みんなでやったほうが楽しいんじゃ…」


僕は少しムッとした。


「麗と丈はよくわかんないけど、神は寝てる(首ひねらせたから失神)から、僕と桜ちゃんで花火しよっか!」

「うん、そうだね!」




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