「なんでって…俺以外の男と喋ってんのが気にいらねぇんだよ!」 「そうなんですか?」 「あと俺、もう盗撮なんてしないし!女とももう遊ばないし!彼女とも別れた!」 俺は大声で言った。その言葉は空に響き、俺に返ってくる。 「麗先輩…?どうしたんですか?さっきから凄いカミングアウトしてますけど…」 なんでこいつ、こんなに鈍感なんだよ…… 「だから!俺はお前のこと好きだっつってんの!!!」 .