俺達は場所を替え、屋上に行った。 なぜか静かになって、ヒュルルルルと風の音が響く。 「話があるんだけど聞いてくれる?」 「はいっ!」 「……もう、あいつらと喋んな」 俺はその言葉を言うと、矢崎は驚いた顔でこっちを見た。 「なんで…ですか?」 .