「ダンス…先輩らとやってきたほうがいいんじゃないの?」 「私は上原くんとしたいんですっ!」 「…俺ダンス出来ねえって」 「上原くんじゃないとイヤなんです!」 私はハッとし、口に手を抑える。 「…意味わかんないんだけど」 上原くんは伏せてた体制からひじを机につけ、体を起こした。 「その、あの……上原くんを他の人に取られたくなかったんです……」 「…ふーん。で?俺のこと好きなの?」 「はいっ!…え!?」 .