「なぁ、聞こえてへんのか?謝罪せぇ言うとんねん」
完全にビビりきって腰が抜けたソイツに馬乗りになる
「なあ聞こえてへんのか?」
完全にビビりきったソイツは口をあわあわと動かしている
ウチはソイツを睨み続けている
『なあお前さ…』
隼人が私達に近づきながら言う
『人のこと何も知らんくせに思ったことベラベラ喋んのよくないと思うで
優花に謝り』
『…………ッ』
『はぁ…謝らんねやったら俺がお前を潰す』
『…うっ』
ソイツは今度は隼人にビビる
『俺小学校の時から野球しててよーもう十年も鉄の塊のバット振ってトレーニングしてんねん
なめてたら死ぬで』
『……すいません』
ソイツは床を見つめながら謝った
「……………」
『人に謝るときは相手の顔見るもんやろ』
隼人が満足していない私を見てか、心底低い声を出した
するとソイツはゆっくり私に顔を向けた
『すいません』
「これからは絶対人のこと勝手に何やかんや言うの止めて」
『ハイ』
「今日は玲……ごめん」
ウチはソイツに視線を合わせるために床に座った
「玲にも絶対謝りにいかすから」
『……』
「本間ごめんな…傷早く治せな」
ウチは保健室を出た
