Bullying-いじめ-

「…んまぁいいわ、直に戻ってくるでしょう。授業始めましょう?」
『はーい』

そして先生の授業が始まった。
だけどなかなか悠羽がくる気配はなかった。

「ばれなくて良かったね…」

桃が言う。

「うん…そだね」

あたしは適当に相槌をうった。
だけど本当は心配していた。
悠羽は何もしていないのに、
“うざいから”という理由だけでいじめられている。
あたしはいじめられた事がないから悠羽の気持ちは分からない。
だけどいじめられたくない。だからこのまま続けよう。



ごめん。