とにかく自分の席に付く。
また周りを見て見るけど誰も近寄ってくる気配は無い。
前の席の葉月ちゃんもあたしが席に座ると同時にどこかへいってしまった。
多分トイレだと思うけど…。


ガラガラ


誰かが入ってきた。
それは桃達だった。

あたしは勢いよく席を立ち、桃の方に行った。

「桃っ!!!」


その時だった…―――