エレベーターから降り外へと急いだ


早く、早く会いたい。

不安な気持ちをコーキに会って無くしたい。


見えた黒い車に乗っている人物もろくに見ず
ただ走って近づいた



車のドアを開け見えた運転席には

『コーキ…じゃない…』

愛しいヒトではない

知っている人がいた


薄ら笑いを浮かべ、固まる私の腕を力強く引っ張り

彼はキスをした