嗚呼! アイディアが自然と降り注ぐ。やはり坊やは最高だよ。最高の玩具だ!
私に蹂躙して良かったと思えるほど、可愛がってあげる! 精霊たちよ!」
オメガの言葉に精霊たちは、どこからともなく個々の楽器をとりだした。
美しい音色を奏で、これまた美しい歌声を紡ぎだす。
精霊たちの奏でる音楽と歌声は、この場に相応しくないほど素晴らしものだ。
「死の音楽と滅びの歌。二つのメロディーが終焉を迎える時、お前は死ぬ。私が殺す。
だが案ずるな、死ぬのは君自身ではない。坊やの心だ。
心が壊れていくのを感じながら、精霊たちの奏でる旋律を堪能したまえ」
レインの表情は苦痛一色。
だが無理やり笑みを取りつくろうと、掠れるような声で言葉を発した。
「はぁ……王宮に展開された魔法防護壁は、宝玉の民の核石から……クッ、できている……」
「なに?」
語られた防護壁の秘密。
オメガは眉をひそめたまま、レインの言葉に耳を傾けた。


