「白原さん! 離して下さい」
傷をつけては治っていく様子を間近で見ているフウタ君は声をあげる。
だけど、離さない。
「いやだ。あたしに傷は着かないから大丈夫」
フウタ君は親によって付けた心に傷があるから情緒不安定な時だけコントロールは出来ないんだと思った。
だったらあたしが少しでも癒せるなら…
傷をおってでも…
「ですが…」
あたしの気迫に圧されてフウタ君は口ごもる。
「あたしは大丈夫だから。
だったらフウタ君が能力をコントロールして風を起こさないようにしてよ?」
フウタ君の背中をぽんぽんと大丈夫だよって訴えるように叩く。
「白原さんはめちゃくちゃです」
フウタ君はそう呟きながら落ち着いてきたのか風がスゥーとなくなっていく。
「フウタ君は一人じゃないよ」
あたしはそう一言告げると意識を手放してしまった。
「あなたって人は無理しすぎです」
そんな声と同時に頭を優しく撫でるような感触がした。
傷をつけては治っていく様子を間近で見ているフウタ君は声をあげる。
だけど、離さない。
「いやだ。あたしに傷は着かないから大丈夫」
フウタ君は親によって付けた心に傷があるから情緒不安定な時だけコントロールは出来ないんだと思った。
だったらあたしが少しでも癒せるなら…
傷をおってでも…
「ですが…」
あたしの気迫に圧されてフウタ君は口ごもる。
「あたしは大丈夫だから。
だったらフウタ君が能力をコントロールして風を起こさないようにしてよ?」
フウタ君の背中をぽんぽんと大丈夫だよって訴えるように叩く。
「白原さんはめちゃくちゃです」
フウタ君はそう呟きながら落ち着いてきたのか風がスゥーとなくなっていく。
「フウタ君は一人じゃないよ」
あたしはそう一言告げると意識を手放してしまった。
「あなたって人は無理しすぎです」
そんな声と同時に頭を優しく撫でるような感触がした。

