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どれくらい泣いただろう?
泣きすぎて目や喉、鼻が痛い。相当泣いてたんだろう。
もう水分は流石に残っていない。
一生涯分は泣けたかな。
鼻を啜り、立ち上がり膝についた汚れを叩き落とす。
さて、このバカ男を殺した私はどうなるのだろう。
やっぱり、男の仲間に命を追われるのかな。
それが今のところ予想としては大本命。
けれどあれだけ泣き喚いてたのに誰も来ない所を見ると、それはないのかもしれない。
この男にそれほどの価値はないと言う事なのかな。
それもまた悲しい事だと思う。
もう一度鼻を啜り、私は前を向く。
先は不明瞭で暗闇が続く。
後ろも同じ。
結局、前に進しかないのだ。
男の言った次のゲームに参加するために。



