結婚式の選曲の件で…
そう言った猛。
私は精一杯の笑顔で答えた。
「なんでもいいのよ。例えば…二人の思い出の曲とか、好きな曲とか、」
思い出の曲…。
あの頃、よく二人で聴いていた曲があった。
猛も、私も大好きなアーティストで。
懐かしい…。
今はもう聴かなくなってしまったけど、今夜久しぶりに聴いてみようかな…なんて思った。
「思い出の曲か…なんだろう?」
ぼんやりと心ここに有らず…みたいな猛。
声にも今日は張りがない。
ちょっと心配になるけど、余計なお世話だよね…
猛にはちゃんと絵里香がいるし。
そうよ。
猛には絵里香がいるんだ。
一時の感情なんか、捨てなければならない。
猛への恋はもう過去の話。
今はお互いに大切な人がいる。
「なぁ…」
猛が真っすぐに私を見て口を開いた。
「ん?」
「覚えてるか?俺達の思い出の曲…」
「えっ?」
何を言い出すの?
驚く私をよそに話を続ける猛。
「あの頃よく二人で聴いてたよな。」
思い出すように、遠くを見つめる瞳。
私達、今同じこと思い出してたんだね。
「うん…懐かしいね」
「俺、今でも時々聴くんだ」
目を細めて微笑む。
ダメだ…ドキドキしちゃう。
私は両手を膝の上で握りしめた。
そう言った猛。
私は精一杯の笑顔で答えた。
「なんでもいいのよ。例えば…二人の思い出の曲とか、好きな曲とか、」
思い出の曲…。
あの頃、よく二人で聴いていた曲があった。
猛も、私も大好きなアーティストで。
懐かしい…。
今はもう聴かなくなってしまったけど、今夜久しぶりに聴いてみようかな…なんて思った。
「思い出の曲か…なんだろう?」
ぼんやりと心ここに有らず…みたいな猛。
声にも今日は張りがない。
ちょっと心配になるけど、余計なお世話だよね…
猛にはちゃんと絵里香がいるし。
そうよ。
猛には絵里香がいるんだ。
一時の感情なんか、捨てなければならない。
猛への恋はもう過去の話。
今はお互いに大切な人がいる。
「なぁ…」
猛が真っすぐに私を見て口を開いた。
「ん?」
「覚えてるか?俺達の思い出の曲…」
「えっ?」
何を言い出すの?
驚く私をよそに話を続ける猛。
「あの頃よく二人で聴いてたよな。」
思い出すように、遠くを見つめる瞳。
私達、今同じこと思い出してたんだね。
「うん…懐かしいね」
「俺、今でも時々聴くんだ」
目を細めて微笑む。
ダメだ…ドキドキしちゃう。
私は両手を膝の上で握りしめた。

