《俺のおかげ?まぁ確かに俺のおかげだな(笑)》


《もうっ…》


《全然俺のおかげなんかじゃねぇよ…龍自身頑張ってたし…。》


《…………》


《ま…でも、本当に成功して良かったな…。》


《うん…良かった…》


《…………》


《……海……?》


《……ヤベェ……声聞いてるだけで美亜に会いたくなってくる……》


《……え…?》


《…なんだろ……俺めちゃくちゃ美亜の事弱愛してんな…》


《…………え………?》


《何でもねぇ…。…早く寝ろよ……おやすみ…》


《うん…おやすみ……。》


……ピッ…


どうしたんだろう……


…ま、いっか…お礼も言えたし…



この時まだあたしは…

¨あんな事¨が起きるなんて思っても見なかった……。