意地悪王子と天然彼女



――数分後――


あぁ……足が……

い…痛い…。でも我慢我慢。


「ほら。」


『え…?』


「手。繋げば少しは楽になるだろ?」


そう言って差し伸べてくれた海。


『あっありがとう……。』


「ん。」


自分の手を優しく包み込む海の手。

デートなんてした事ないけどこんな感じなのかな…?


「もう龍達も行っちまったし二人行動だな……」


『そ…そうだね!』


二人になった途端緊張するよー……。


ブー…ブー…ブー…


『あっ電話鳴ってる……ちょっと出るね!』


「あぁ……。」