ホテルに着くと


雪子は咄嗟に冷蔵庫から


烏龍茶を二本取出し


酔いを覚ませながら語りはじめた。


[実は私は貴方より9つも上で・・


それにバツイチで・・・

で誠と言う
男の子がいるのよ]


僕は所詮ボーイだし


女の子の本名や


本当の歳も知らない。



寧ろ知ってはいけないからだ。


只余りにも見た目と年齢のギャップと


結婚して離婚をし


男の子を1人で育ててるのには


全く予想だにしない話過ぎて


正直驚きを隠せなかった。