「はい、ここでちょっと待機ね」 そう言う担任の言葉に溜め息をつき、すとんとその場に腰を下ろした。 ここからまた飛行機で2時間だっけ。 先が思いやられる。 それから数十分が経った頃。 「春、こんな日まで遅刻して」 「…寝坊したんすよ」 ……あ。 あくびしながら担任と話してるのは、あれは間違いなく、成斗だ。 ……間に合ったんだ。