「わかった!あたし1人で行ってくる」

「行くって乗り込む気かよ、お前」

「そんなんじゃないけど…」



「…はあ、馬鹿がなに考えてんのか分かんねーし、
不安だからついてってやるよ」

「ありがとーっ光輝ー!」

「……っ、悠紀も来い」

「お前、顔赤ぇぞ」

「うるせぇ!」


来てくれる事になった光輝と悠紀と一緒に、話し合いされている会議室へと向かった。


そっと耳をすまして、三人並んで話に聞き込む。



『お前、やったんだろ?』

『だから、やってねぇって言ってんじゃん』

『店から大急ぎで出て行くお前を見たって奴がいるんだよ』


『…誰だよ、そいつ』

『ちくった奴を殴りにでも行く気か?これ以上問題を増やさないでくれ』