「馬鹿!どいて!」 「俺の事心配してきてくれたんだろ?」 「そうよ!だからどいて!」 何よ。 全然元気じゃない。 心配したあたしが馬鹿だった。 「…やだ。どかねえよ」 そう言った真剣な眼差しで、じっと見つめられる。 ……その目、やめてよ。 こっちは本気なのに。 そっちは面白がって遊びでやってるだけのくせに。 ……その目、嫌。 あたし以外の子にもそうやって見つめて、何人もの女の子を落として来たんでしょう? ……それ、すごく嫌。 こんな事されても、全然嬉しい訳ない。