「じゃあ私たち、ちょっとお土産見てくるねー」 「あーうん」 そう言う愛子に、あたしもって言いたいところだったけど、せっかくの二人の時間邪魔しちゃ悪いと思い、あたしはギュッと口を閉じた。 あぁ、結局一人だ。 こうゆう時、成斗が居ればなあ。なんて、不意にそんな事を思ってしまう非常識なあたし。 そんな時時、いきなり後ろから「成宮」と声を掛けられた。 「………あ」 あたしがゆっくりと後ろへ振り向くと、そこにはあの森の姿があった。 「…なんか用?」