どれだけ名前を心の中で呼んでも、来るわけがない。 ――背中がゾクっとする。 寒い風のせいなのか、それとも……。 嫌だ、ヤダ。ダメ、考えちゃ駄目。 ますます怖くなる一方だ。 それから、時間なんて分からないけど、結構時間がたっているって事だけはなんとなく分かった。 帰ってこない事に気付いて、先生達が探してくれてるといいな。 その時、不意にガサっと嫌な音が耳に響いた。