家に着くと華音先輩が起きた

「んっ…ここは?」

「でかいテケテケにとばされたんですよ…痛むとこありますか?」


すると探すような仕草をしてから

「ないみたい…ありがとう」

びっくりだった
いつもは冷たい感じの人がありがとうなんて

「失礼ね…男の人とはなすと緊張して…でも真実にはもう大丈夫!!」

心を開いてくれたみたいで嬉しかった

なにか食べ物を作ろうと思ったときだった
急にめまいがしてよろけた

「!?真実!!大丈夫!?」

「ちょっと疲れたみたいです…」


そのまま寝てしまったようだ

きずくと暁さんが横にいた

「よくあれだけのやつが倒せたな!お前のおかげでもう死ぬ人はでないぞ。ところでその狼の名前は決めたのか?」

暁さんは俺のそばにいたいぬっころを指さした

「こいつ狼だったんですか!?」

「見たらわかるでしょ」
華音先輩が話に入ってきた

「犬かと思ってました…名前どうしよ…」

しばらくしてから華音先輩がいった

「綺麗な銀色の毛…銀狼(ぎんろう)はどうかしら」

するとその時いぬっころが吠えた

「気に入ったみたいですね!!」

名前が銀狼に決まった


こうして夏休みはじめの事件はこうして幕を閉じた