「あ。華音先輩!ねてなきゃだめじゃないですか」

華音先輩のほうに歩こうとしたときだった

「危ない!!」

俺の後ろにまだやつがいた
その攻撃をかばった華音先輩は歩道橋の下の線路にとばされた

「華音先輩!!」

近づこうとするとやつ目の前に現れた

両腕が日本刀のようになっていて体の大きさは小型トラックほどだ

「じゃますんな!!」

真っ正面からつっこんだがその日本刀のような腕で棍を真っ二つにされ体に体当たりをくらいとばされた

まるでスポーツカーのスピードがでるトラックみたいな感じだ

「お前…いい加減にしろよ…」

怒りがこみ上げてきた
するとそれに反応するように犬っころも毛が逆立った

相手もそれを察知したのか素早く動き出した

「遅いな…さっきまでの速さが嘘みたいだ…てか華音先輩に手だすな」

真っ二つにされた棍を両目に刺した


すると見えないからか暴れ出し腕を振りながらカマイタチのような風をとばしてきた

その時犬っころがすごい声で叫んだ

するとカマイタチが声に押されてテケテケに返っていった

「二対一で勝てると思ってんのか?さっさと果てろ」

トラックみたいな顔に自分の腕を突き刺し倒した

「ふぅ、じゃ帰るか犬っころ」

華音先輩を抱えて家に向かって歩いた