戦慄の魔説

すると普通にドアが開いた


「やっぱり君か。まあ上がりなよ」


顔は白い布で隠れていたが感覚でわかる
船の上のやつだ


「来るのはなんとなくわかってたよ」

「話し方違いますね」

「あれはみんなの前だからね。さあ…要件は?」

「昨日から神風の中変な感じがするんです」

布越しに手を当て考えているようだ


「なるほどね…まあ今は気にしなくてもいいでしょ。それに君のグループは優秀みたいだから何かあれば連絡くるだろうし。さあ早く帰んないと他の幹部に見つかったら容赦ないよ」

「わかりました…失礼します」


エレベーターを使い下まで降りると九人の白い布を被った人が歩いてきた

すれ違うといろんな霊力を感じた…主に倒したときについた相手の霊力だろう


幹部全員が相当なやり手だ


これは…敵として戦いたくはない


とりあえず部屋に戻るか

部屋に戻ると料理がしてあった


「真実…助けてぇ~」

「大地が死んでる…どうした?流?」


流が固まってる…何があったんだ…


「今日は女子が作ってみました~」


紅が言ってきた
よく見るとチャーハンらしきものが減っていない…
他のはまあまあ減ってるのに

こ、怖い…あれは強毒性なのか!?


「へ、へぇ~やるじゃん」


とりあえず席に座るとフランが皿を目の前に置いた


「今日は勝負ですの。さぁお食べになって」


これは…ソテーっぽいけど…何の魚?真っ黒なんですけど

一口食べると外は焦げ焦げ中は生…ある意味すげぇよ

白雪はクリームスパゲティ、美桜は肉じゃが

少し味が薄かったり火が弱かったりはありそうだけどうまい
ラスボス……これは紅か…

「なにこれ…」

「チャーハンだよ?」


だよ?じゃねぇよ…明らかに油入れすぎてベチャベチャだしなんか色も気持ち悪いし…

大地を見ると涙目で首を振っている
ここまできたら食わざるを得ない…

一口食べると…一瞬で胃もたれした
これは料理じゃない…兵器だ……

男子はリビングで次の日まで屍になった