戦慄の魔説

幻那異の家についた

相変わらずの浮きっぷりだ
昔のような街並みにいきなり赤黒の建物があれば空気が崩れるのは当たり前だろう

神社とかならまだしも
何とか城とかそんな感じの赤黒は引くだろ

とりあえず中に入って使えそうな物がないか探してみた

中も赤黒だった
全体気がおかしくなるだろこれは…

何事もなく一番上の和室についてしまった


そこからの景色は村全体が見渡せる

「あいつはここから見下ろしてたのかな」


ふと天井を見ると一部だけ少し周りと違う気がする

押してみると屋根裏のようなスペースがあった

「何の部屋だここ」

そのとき壁にかかっていたろうそくが一斉についた

広さは学校のプール位に思える

おそらく結界か何か別の空間がそうさせていると推測した

その空間の一番端
何かが置いてある

近寄ると鎖で隙間なくぐるぐるにされた二本の棒
おそらく刀だろう
それも二刀流が使うような

所々刀傷のようなあとがある

幻那異が鎖を取ろうとしたのだろうか

恐る恐る触ると
どす黒い何かが体に流れ込んできた

「ハハ…そうゆうものなのか…」

違うほうも持ってみる

すると真っ白な暖かいものが流れ込んできた