戦慄の魔説

しかし、勝負がついた


真実の攻撃を受け続けた幻那異の刀は砕け、真実の刀は右腕を切り落とした


「終わりだ幻那異…死ね」


真実の振り下ろした刀は幻那異を捕らえることはなく変わりに金属音が響く


「おっと、危なかったなぁ幻那異…しかし強くなったなぁ兄弟!!その姿吸血鬼そのものだ」


ヴァレルドがヴァンディルで俺の刀を止めていた

「ヴァレルド!!何でお前が」


「この幻那異がお前に負けるのはわかってたからさ。助けに来たってやつや。まあ初対面だけど、ハッハッハ!!まあ今は殺り合わないさ。それじゃ」


ヴァレルドが幻那異背負った瞬間にヴァンディルを真似して作った大鎌を出し斬りつける


「所詮は真似事だ」


ヴァレルドは手で押さえ大鎌を消し姿を消した


「くそ!!何であいつが幻那異を助けんだ!!」


敵を取れなかった真実は木を殴り叫ぶ

「おいガキども、これから俺がお前らをまとめる。文句あるやつ来いよ」


若い神狼たちは一斉に頭を下げ忠誠を誓う


「なら結界の周りの霊を狩ってこい、ただし意識があるやつは狩るな」


一斉に若い神狼たちが散った


「じゃ村に帰るか。おい神狼ども、今、村の幹部は誰だ?銀狼はシンシアを乗せてきてくれ」

銀狼は背中にシンシアを乗せ歩く

シンシアは真実の変わりように目を奪われてしまっていた