戦慄の魔説

その頃
真実の後ろ30メートルほどで戦っていた銀狼は久々の戦いに感覚を慣らしながらやっていた

若い神狼が飛びかかってくるが銀狼は尻尾を振り若い神狼を吹き飛ばす


「おいおい、あの名高い神狼たち、弱体化してんじゃねぇか?」


若い神狼たちは次々に飛ばされそれを庇うかのように神狼たちは前に出る

「お前らは幻那異が何をしたかしってんのか?」


「わからん、だが今、村の当主は幻那異だ!!」


リーダーのような神狼が飛びかかる


「ふざけんじゃねぇ」


銀狼から出る霊力が上がりリーダーのような神狼は止まる


「お前らに幻那異が何をしたか教えてやる」


そして銀狼は10年前にあった出来事を話した


「そんな……煉雷(れんらい)様と桜花(おうか)様が幻那異に…」


「そう真実の父と母…神狼の長、煉雷と霊守の当主、桜花は幻那異に殺された」


周りにいた神狼たちの毛は逆立ち幻那異に対する殺意が溢れていた


「これが幻那異のしたことだ。この戦いはあいつの…真実の敵討ちだ…俺たちは手を出しちゃいけねぇ」


その話を聞いていたシンシアは崩れ落ちた

両親を殺された真実を思うと涙が溢れ出し立ってられなかった
自分はストッパーとしてクォーツに言われたが
自分に止める権利があるのか
自分が真実の立場ならどうか

涙を流しながら必死に考えていた