凌チャンさんに引っ張られ、あたしたちは中講1にやってきた。 「いやー。なんかごめんね。」 「いえいえ。鈴サン、美人ですねー! あたし、双子って初めて見たッス。」 「あいつが美人?」 うんうん。 「でも、そこまでそっくりじゃないですよね。」 「一卵性じゃないからね。 ま、鈴はおいといて、ご飯食べよー!」 はーい。