「ちょ、ちょっと待ちなさい!!」 担任に止められた。 まぁ、当然か。 「あ、そーだ。 あたしは、いじめを黙認する人なんて、センセーと認めないですから。 教師失格ってか、人間として成ってないみたいな?? じゃ、そー言うことで。」 「中島チャン、言うね~(笑」 担任の制止を無視し、 唖然とするみんなを置いて廊下に出た。 キレた希美って、スゲーな。 怖いもんなしだ。 言ってることは正しいけど。 そのまま空き教室へ。 中講1は遠いからね。