「さて、どうしようかな。」 スリッパがないのは困ったな。 うーん…裸足でいっか。 そのまま階段に向かう。 「えッ?!そのまま行くの?」 「うん。あ、」 靴入れの前に戻り、ローファーを取り出す。 これまで旅立たれちゃ困るからね。 袋に入れて、自分のロッカーにでもしまっておこう。 よし。オッケー。 また歩き出すあたし。