「止めて……っ」 目を閉じた私の耳に 「アハハハハハ!」 軽快な笑い声が響く。 恐る恐る目を開くとお兄様の手の平にぐったりした妖精さんが。 (脅かしただけだったのね……) それにしても乱暴なやり方。 「お兄様……。 かわいそうよ。」 訴えるとお兄様はピタッと笑うのを止めた。 それに私、何だか分かってしまった。 (この妖精さんはきっとお兄様の事を好きなのだわ) 「ごめんなさいね。あなたの方が先に庭にいたのに。 次回からは庭をいじる時はあなたに相談する事にするわ」