シモン様の青い宝石のような瞳に見つめられ、 私は顔が紅潮するのを感じた。 だってそのお声は男性の物なのだけれど、シモン様って女性のように美しいんですもの……。 ぼぅっと失念する私に 「『お茶は口に合いましたか』 だって★」 お兄様が腕を突いて伝えてくれたけれど、その顔は苦笑していて、 きっと私に呆れているのかしら? 「え、ええ とても…… 香りがよくて美味しいです」 私が慌ててお返事すると、 「そうですか それはよかった」 にっこり優美に微笑まれるシモン様。 ……熱が出そう。