この間の一件から 病弱な私が暇を持て余し一人出歩くよりは、退屈させない程度に周辺を案内しようというお兄様の試みで、一番に連れてこられたのがこちら。 シモン様のお店。 商品はいわくつきの骨董品ばかりで、買い物目当てというよりは、シモン様の入れる美味しい様々なお茶とお菓子目当てに色々な方が集まるみたい。 現に訪れた私とマイムお兄様にも、 ベルガモットのよい香りが漂うアールグレイを振る舞ってくださった。 そして冒頭のお言葉。 「妹君(いもうとぎみ) お茶は口に合いましたか?」