マイエンジェル†甘い声で囁いて

「わ…分かった。じゃあ、この3曲を歌えばいーんだね。全部カラオケで歌った事あるし、メロディー知ってるから大丈夫」


「そ?…なら、早くして」


はあ~い。鬼っ、鬼っ、鬼ぃ!


頭で鬼のリズムをとってみる。今ここで、三国くんのスパルタメロディーが作詞作曲できそうだわ。


…そーいえば、タクミがいない。


あの笑顔を見たら


やる気起きそうなのに。




ま、三国くんがタクミは用事で帰ったって言ってたし…しょうがないよね。


私は…深呼吸をして、


グラウンドの方を向いた。