マイエンジェル†甘い声で囁いて

呟く私に、三国くんは私に楽譜を手渡すとコホンと咳払いをする。


「まぁいーや。さっさと歌って」


またこれだ。まぁいーやとかって、投げ出さないでよねぇ。


分からない所は、オレが教えるよ…とかないのぉ?


軽く睨むと、三国くんは口端を少し上げる。


「気になる事があれば、自分から聞いてくる事。人に求めるな」


うわ…、読まれてるよ。怖っ!