マイエンジェル†甘い声で囁いて

「三国くん…」


「…何?」


「…一度、三国くんのバンドで歌わせてよ。


三国くん私にビジュアルは求めないって言ったけど、


私だってちゃんとすればそれなりになるんだから!


…見てなさいよぉ?絶対私じゃなきゃダメだって、言わせてみせるから」


私がそう言うと、三国くんは目を閉じる。


…うわ、視界からも断絶!?


オール拒否って事デスかぁ?


唇を噛み締めてると、彼はふぅと小さく息を吐く。