マイエンジェル†甘い声で囁いて

三国くんは不敵な笑みを浮かべ、私を見てる。





「みんなーっ!今日は、本当にありがとう。ミコは、ずーっとずっと、この日を忘れないからねっ」


おーっ!


って、後ろから大きな声が聞こえてくる。


「それから…、私たちの新しいメンバーを紹介します!」


えっ!?


ミコちゃんの指先が、真っ直ぐ私を指している。


「風ちゃんでーす!…あれっ?もぉ~っ、早くライトあててよぉっ!」


ミコちゃんは、会場の後ろのスタッフに向かって叫んでる。


パッと


私の周りにライトがあたる。







う…うわぁ


三国くんが私を呼ぶんじゃなかったんだ。







「風ちゃーんっ!ほら~、みんなも声出してぇ!?」


ミコちゃんが、風ちゃんコールを巻き起こす。


うわぁ~…


緊張してきたっ。


多少挙動不審になりながら、どうしたもんかと迷ってると


ミコちゃんが、ステージから飛び降りる。そして私の方へ走って来た。


う…うわぁ。


「こら、風~。逃げんなよ?」


隣にいる景が、私の肩をガッチリ掴む。