マイエンジェル†甘い声で囁いて

「え?」


「…」


「三国くん、聞こえないよ」


…私の声も、聞こえてるかどうか、疑問。


三国くんは目を細めると、私の肩に手を置いて少し引き寄せ、私の耳元でこう囁いた。


『…後で合図するから、こっち来いよ』


って。


えーっ?今日はいいよぉ。


指でバッテンの形を作ると、三国くんは私の指を自分の手のひらに優しく包み込む。


三国くん…!?


みんな、みてますけどぉ。


景や真央ちゃんがニヤニヤして私たちを見てる。


『リーダーの命令は絶対だから』


三国くんはまた口元を寄せ、囁く。唇があたりそうな気がして、更にドキドキしてくる。


うぅ…。