「…うん。今はっていうか…、ずっと三国くんだけ、見てたいな」


「…じゃあ、そーしてくれる?」


「うん…」


あれ。


何か、やっぱり三国くんのペース。


でも…


まぁ、いっかぁ。







少しずつ…


三国くんとの距離が縮まればいいな。










言葉は少なくても、


ちょっとした表情や仕草で


もっと三国くんを理解できるようになりたいな。









少し肌寒いはずの屋上は…


幸せな気持ちと


三国くんの腕の中にいたおかげで






暖かくて


すごく居心地が良かった…。