マイエンジェル†甘い声で囁いて

照れ笑いしてると、三国くんは私の肩に両手をポンとのせる。


「昨日さ…ステージで、オレ全く見てなかったよな。豆蔵やタクミばっかで」


「え…だって、三国くんが目ぇ合わすなって言うから…」


「目ぇ合わすなっつったけど、見るなとは言ってねーんだけど…」


むっ…難しい事言うなぁ。私が見た時に三国くんが私を見てたら、自然と目が合うんだよ?


「…じゃあ、見てて良かった?」


「…そーだな。じゃあ、次からは」


三国くんはフッと笑い、私の顔を覗き込む。


「…何かついてる?」


「いや、やっぱ今日のがいいな」


ドキッとする間もなく、三国くんは私を軽く抱きしめる。


「きっ…きゃあぁ。三国くん!?何やってるのぉ?」


嬉しい…けど、し…心臓止まるかと思ったよぉ!?


「優勝したら…タクミがオマエの頼み聞く事になってたと思うけど…。

あの権利、オレがもらったから」


「…えっ?」


三国くんは、私の耳元でそっと囁く。