マイエンジェル†甘い声で囁いて

三国くんはそう言いつつも、何だか落ち着かない感じ。


「…いや、そーじゃなくて。え…と、何だ?こういう時、何て言えばいーんかな…」


私の片手を握ったまま、もう片方の手で、いつもの考えるポーズをとる。


「どーしたの?」


「あのさ…。優勝して嬉しいのに、さっきからずっと胃が痛いんだよな」


「…うん?そうなんだ。嬉しすぎて、緊張してるのかな」


「…さすってくんない?」


えぇっ…!


三国くんから…そんな事言うなんて。


「い…いいよ」


ドキドキしながらも、握った手を離し、三国くんの前にしゃがみこんで、そっとお腹に触れる。


目の前に迫る三国くんは優しく微笑んでいて、更にドキドキが増していく。


三国くんの胃の痛みが取れるまでに、私の心臓がもつかはわかんないけどね。


顔が赤くなるのを感じながら、三国くんのお腹をさすってると、触れた手の上から、三国くんの手が突然重なった。