マイエンジェル†甘い声で囁いて

うわ…


泣いてる!?


「三国くん!?」


「嬉しくないわけねーし」


そう言いつつ、三国くんの顔は空を向いたまま。


もう~。本当に素直じゃないなぁ。


「三国くん、今日の答えって…もしかしてこの事?」


それはそれで嬉しいけど、少し嫌な予感がする。


三国くんは涙を拭うと、私を見る。


「そ…だけど。他に何かあるか?」


うわぁ…。やっぱり。


私との事じゃなかったんだ?


ガックリしたものの、三国くんの鈍感さや、素直じゃない所は最近わかりつつあるし諦めモードの私。


「分かったぁ。じゃ、タクミや豆蔵さんにも知らせてあげないとね」


そう言い残し、私が屋上の扉に手をかけると、


三国くんにその手を取られた。


「…もう、行く?」


私を見つめる瞳にドキドキ。


何でそんな事言うの?