マイエンジェル†甘い声で囁いて

「…ミコちゃん?」


「クニがミニと一緒に演るの迷ってるって…本当はずっと前からわかってたんだ。でもやめるにやめれなくって。

…心配だったの。クニを一人にしちゃう気がして。

でも、クニはもう大丈夫だね。風ちゃんがいるから」


ミコちゃんはニコッと微笑み、私の手を取る。


「風ちゃん、行こぉ。学園祭は一つの目標だけど、これでラストじゃないから。…今日からクニと風ちゃんの、最高のステージが始まるんだよ。

今日はめいっぱい、楽しもうねっ!」


「ミコちゃん、ありがとう…」


「そんな顔しな~い!可愛さ台無しだよ~」


ミコちゃんは、本当はずっと三国くんと一緒に演りたかったんじゃないのかな。


…いつも明るいミコちゃんからしたら、さっきの寂しそうな表情はあまりにも意外で、切なくなった。







三国くんの所に戻る前に、ミコちゃんと一緒にトイレへ。


…鏡を見て、固まった。