マイエンジェル†甘い声で囁いて

恥ずかしくて、何か喋ってないと、どうかなりそうだよ。


聞かれてもないのに、色々話してしまいそうになる。


「三国くんが気になるって気付いたのも最近…。確かに夏休み中は、タクミを好きだって思ってたんだけど」


「…へぇ。心変わりか。タクミへの気持ちはどこいったん?」


「三国くんが気になる時期と、タクミに対して自信なくす時期がカブッたからかなぁ…」


「自信…ねぇ。それって周りの評価?アイツの周り、過激なヤツ多いからな。何か嫌な事言われたか」


「そんなんじゃないよ…」


タクミがクラスの女の子と、二人で話していた姿が脳裏にチラつく。


「それに、もしそれが原因じゃないとしても…オレ、オマエを笑顔にする自信がない」


「え?どういう…」


「タクミは喜ばせ上手だろ?オマエもすごく楽しそうだしさ。でも、オレの場合は自分の気分で動くから。…気まぐれっつうか」


三国くんは私から視線を外し、足もとを見る。