マイエンジェル†甘い声で囁いて

三国くんの口から出たのは…


遥か昔のヒット曲。


もしかしてナツメロ好き!?


「母親世代の歌、カラオケ大会でよく歌ってたつってたじゃん。だから、歌えるよな?」


「う…歌えるけど~」


「じゃあ歌って?」


三国くんは笑みを浮かべ楽しそうにしてる。


その笑顔にちょっとドキドキ。


「わかった。じゃあ…小さい声でね」


「何で?いつもみたく腹から声出せよ」


「誰かに聞かれたら、恥ずかしいよぉ。古っ!て笑われそう」


「ははっ、確かになぁ。じゃ、ここで聞く」


三国くんは私の席に椅子を寄せ、すぐ横に座る。


ちっ…近っ!


「三国くん、近すぎない!?」


「何か不都合ある?」


不都合っていうか…。


私に問いかける三国くんの視線を感じながら、だんだん動揺してくる。


どうしよう。意識しだしたら、また顔火照ってきちゃった。